ドローンで年商1億稼ぐ 

こんにちは、プロドローンインストラクターの橋本竜です。
DRAGON DRONESのYouTube動画との連動ブログです。
 
 
第3位

ドローン測量オペレーター

ドローン測量、私の講座でも人気がありますね。
ドローン測量とは簡単に言うと、今まではセスナなどの有人航空機で行っていた空中写真測量をドローンで行う測量です。
測量と言うと、道路で三脚の上に黄色い箱を乗せて、作業の方が何かを除いているイメージがありますが、写真測量は原理が少し違います。
人は両目で何かを見ると、近いか遠いかが分かりますよね。
この原理を使って人の眼の代わりに、測りたい範囲を重なるように写真で撮影して、図化機という機会の上に重なった部分を人間が見て立体的に判断して、図面にする。
これが空中写真測量の大まかな原理と流れです。
この流れをドローンと専用のソフトで行うのです。
ドローンを使い事のメリットは、対地高度30m~100mの低空域で空中写真測量が行えるので、地上測量に近い精度の成果物が望めることや、測った点だけしか分からない三角測量と異なり任意の点同士の距離が測れること、精度を考慮に入れなければ、立体物や広範囲の地形を3Dスキャニング出来る点です。
国土地理院からもマニュアルが公開されているなど、今後人手不足の一端を担う作業となるでしょう。
この、ドローン操縦を行うのです。
操縦技術よりも測量の知識が重要になりますが、測量士の方と共同作業で行っている事例も多くあります。
ドローンオペレーターとしては撮影技術、どちらかと言うと撮影知識がとても大切です。
影技術と言うと、構図やボケ感などが要求されますが、測量用の撮影の要は撮影範囲がしっかりと写っていることです。
しっかりとと言うのは、ピントが合っていて、ブレが無く、全ての明るさがより均一になるような写真を撮れることです。
実際、写真が重なるようにして撮影すると考えると、相当時間が掛かるような印象を受けますが、ここでもDJI GS PROアプリがとても役立ちます。
いや、欠かせないアイテムナンバーワンではないでしょうか。
GS PROを使用すれば、計測範囲を囲むだけで、簡単に写真を重ねて撮るラップ撮影に適した航路が自動で算出されます。
また、写真が重複する率、オーバーラップ率と言いますが、これを任意に設定することも可能です。
もちろんカメラアングルを変えるチルト角度もです。
自動的に航路が決められるので、非常に便利ですし操縦技能、難易度もそれほど高くはありません。
ただし、測量士の方との打ち合わせなどが必要になるので、測量知識は大切になるでしょう。
話は少しそれますが、測量業界は、地上測量を主な仕事としている測量会社さんが殆どです。
昔は空中写真測量と言うと、上場している測量会社さんの専業のようなサービスでした。コストも莫大に掛かりますしね。
そういった背景から、地上測量メインの測量士さんでさえ、空中写真測量には馴染みがありません。
オペレーターを目指す人は、基本的なドローンの操縦、JUIDAの無人航空機技能証明と同等の技量と空中写真測量の知識を備えた方がいいと思います。
最新のサービスだと、精度の高いGPSをドローンに積んで測位誤差もきゃりぶれーとするRTKとかPPKという手法まで提供されています。
気になる金額ですが、基本的には2種類の受注形態になるかと思います。
一つ目は日当で受け取るパターンです。
1日といっても、実作業は30分程度、段取り合わせても2時間前後でしょう。
日当で1万円~2万円です。
当然といえばそうですが、再撮影のない、しっかりとした撮影が行えることがオペレーターとしての条件です
もう一つは、丸ごと請け負いです。
これには、測量士もしくは士補の資格が必要になりますが、測量計画を測量会社の方に組んでいただいて、作業のみを請け負うことも可能です。
請負となると金額は一気に跳ね上がります。
計測面積や作業難易度にもよりますが、おおよそ3万円~数十万です。
 

 
操縦技能★★☆☆☆
影技術★★★☆☆
初期費用★★☆☆☆
受注金額★★★☆☆
*ただし測量の知識は必須で経験者が優遇される。